フルリモートワーカーのわたしがテキストベースのやりとりで意識していること

弊社は全社員フルリモートの会社なのですが、フルリモートで働く上でのコミュニケーションとしてテキストベースでのやりとりがかなりの部分を占めています。そのなかで個人的に意識して行っていることをいくつかまとめてみました。

ちなみに、この投稿はこの記事を読んでほほう!となり書くことにしました。

目次

メンション時にお名前を呼ぶ(同じオフィスに居る時と同じことをする)

メンションを送る際に名前を呼ぶようにしています。
もしオフィスにいた場合でも、この人になにかを聞きたい!という時ってその方のお名前を呼ぶと思うのですが、それと同じようにするようにしています。
例えば素材の支給時期に尋ねる場合はこんな感じです。

お名前を呼ばない場合

@tanaka

◯◯の写真素材の素材支給時期について確認なのですが、00/00着で合っていますでしょうか?

お名前を呼ぶ場合

@tanaka 田中さん、おつかれさまです。

◯◯の写真素材の素材支給時期について確認なのですが、00/00着で合っていますでしょうか?

1文追加してるだけなのですが、画面の向こうに人間がいるぞー!感はお互いに同じ場にいない状態で働いている状態だととても大事なのでは…と思い、あえてこうしています。

質問する場合はできるだけ型を指定する

参考記事のなかの「クローズドクエスチョンを意識する」とかなり近い内容ですが、テキストベースでやりとりする際はできるだけクローズドクエスチョン(AかBで答える・選択肢の中からえらぶ)化して伺うようにしています。

例えばメインビューの写真を選んでもらいたい時の違いはこんな感じです。

オープンクエスチョン

トップのメインビューの写真ってどれがいいですか?

→型が指定されていないので何枚選ばれるかもわからないし、その回答にどれぐらいの重要度があるかもわからない感じ。

クローズドクエスチョン

トップのメインビューの写真1枚選んでほしいんですけど、ABCからだとどれがいいですか?

→型を指定しているので、これ!というのを1枚選んでもらえる。

ふんわり聞きたい!という場合はもちろんオープンクエスチョンでいいと思います。
これ!という1枚を選んでほしいんだよな~という時は意図的に型を指定して選んでもらえるよう、伝え方を工夫するようにしています。

型を指定しない質問(オープンクエスチョン)でのやりとりでしんどみを感じたら、無理せずテキストベースではないかたちでやりとりする

型を指定しない場合、お互いの認識の齟齬によってかなりの勢いですれ違うことがあり、このすれ違いがお互い相当なストレスになるため、オープンクエスチョン形式できいた方がいいな~というものの場合はできるだけZoomなどを繋いでもらうようにしています。
やりたいのはコミュニケーションをテキストベースで完結させることではなく、コミュニケーションの果てによりよいものを作りたい、ということなので…。


一緒にお仕事をしている方と同じ空間にいないまま、テキストベースのやりとりをずっとしていると対人間とやりとりしてる感はどんどん薄れていってしまいます。より人間味が薄まる環境だからこそ、対だれかを意識したやりとりをする必要があるなと思っています。

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