リソグラフとはデジタル孔版印刷のことで「版ずれ」「色ムラ」「混色」「網点表現」がとても魅力的です。
ピンタレストなどで「リソグラフ」と検索すると、素敵な作品がたくさん出てきますし、
リソグラフで印刷しなくても、「リソグラフ風」に加工することもグラフィック表現の手法として古くから使われております。
私も一度リソグラフ印刷を体験したいと思っており、印刷所JAMさんの日めくりカレンダーを作る企画に参加させていただきました。
(現在こちらの企画は募集終了していますが、JAMさんはこういった参加型発刊企画を定期的に行なっているので、ぜひチェックしてみてください!)
[募集終了]「日めくりカレンダー」を一緒に作ってみませんか? | JAM|「遊ぶ」って、おもしろい。
参加いただいた皆さんの原稿を印刷・製本し、レトロ印刷で1冊の本にする参加型企画。お客様と一緒に商品を作る試みとして、テーマに沿った原稿で参加いただく「レトロ印刷…
目次
版画のような入稿データ
1月25日の担当に決定し、調べるとその日は「ホットケーキの日」ということがわかったので、ホットケーキを持っている女の子のイラストを描くことにしました。
本企画で使用できる色は2色までと決まっており、今回は紫と黄色のインクを使用することしました。
CMYKの印刷と違って、版画のように色ごとにデータを分けます。
作成した入稿用データはこちらです。
完成!
完成し、届いたカレンダーがこちらです!
版ずれや網点がとても可愛い…!普通のCMYK印刷にはない味があります!
こちらの日めくりカレンダー、月ごとに使用する紙も違い、インクの組み合わせもみなさん様々なので、見ているだけで本当に楽しいです。
まだ在庫があるようなので、気になる人はぜひ購入してみてください!