自分でできる!迷子猫捜索チラシの作り方

GW中に愛猫が脱走してしまい、2週間ほど迷子猫探し生活をしていた七瀬です(ちなみに本猫は先日ぶじ帰宅しました!)

猫を脱走させてしまい迷子猫探しをするとなると必要になるのが迷子猫チラシです。
実際、迷子猫チラシを作って配った結果、思わぬところでの目撃情報のご連絡をいただき、帰宅へ繋げることができました。

迷子猫チラシを作ることのメリット
  • 迷子猫に関する情報を得られる
  • 野良猫だと思って追い払われることが減る
  • 深夜に捜索しているときにチラシを持っていると、不審者に間違えられても説明がしやすい

迷子猫チラシの制作・印刷を行う有料サービスもありますが、チラシそのものは無料で自分で作成することもできます。
本記事ではチラシを迷子猫チラシを作る時のポイントと、無料で利用できるサービスについてご紹介します。

目次

迷子猫チラシを作るときのポイント

必要なポイントを抑えていれば、デザインに関する知識やセンスなどがなくても効果的な迷子猫チラシが作成可能です。

STEP
掲載する項目をまとめる

まず、掲載する項目をまとめます。
チラシに掲載できる分量は限られているので、大事なことを的確にお伝えする必要があります。落ち着いてまとめていきましょう!

下記、具体例として我が家が作ったチラシで記載した内容です。

  • いなくなった日時:「5月1日朝6時」
    • 時間まで記載すると、目撃した方がピンと来てくれやすいです
  • いなくなった場所:「◯◯県◯◯市◯◯◯ 付近」
    • 住所をフルで掲載せずとも、「◯丁目付近」や近所のわかりやすいランドマークからの相対的な位置での記載でも大丈夫だと思います
  • 猫の名前:「ずん」
    • 名前を呼ぶと振り返ったりお返事する子の場合は載せておくと良いです
  • 性別:「去勢済みオス」
    • 去勢や避妊手術の有無で性格が変わることがあるので併記がおすすめです
  • 特徴:「キジトラ・赤い首輪をしています」
    • ざっくりとした種類や品種と首輪の有無などわかりやすいものをテキストで記載します
  • 提供してほしい情報について:「もし見かけましたら、追いかけず下記までご連絡をお願いいたします。」
  • 連絡先:「ななせ 000-0000-0000」
    • LaLa Call」などのすぐ利用停止できる番号を使うと個人情報の流出という意味での不安が少ないです
    • 警察署や保健所・愛護センターなどで届け出番号などをもらっていたら併記するのもいいと思います
STEP
写真を用意する

次に、写真について。
全身写っている・柄やサイズの特徴的な箇所が写っている写真が望ましいです。複数枚用意する必要はありません。
我が家は下の写真を使いました。

その上で、こんな感じで特徴を記載するようにしました。

首輪に関しては、なにかあった場合外れるようになっているタイプの首輪だったり、シュシュタイプのものは取れている可能性が高いので、念の為「取れているかもしれません」などの記載をしておくとよいです。

(余談ですが、「家の玄関を開けたらいたよ」と連絡くださった方は「チラシのこのままの猫がいたのでびっくりした」と連絡してくれました)

STEP
チラシデータを作る・印刷

これらの内容を元に、後述の無料でチラシデータを作れるサービスでチラシデータを作っていきます。
保存形式はPDFで保存するのがおすすめです。
プリントパックなどの印刷サービスに発注するのもいいのですが、即日では手元に届かないないので、入れ違いに猫が帰宅するかも…という場合はコンビニプリントやカンプリなどの店舗型の格安出力サービスなどに持ち込んで印刷するのがおすすめです。

迷子猫チラシを無料で作成できるサービス

【利用登録必要】ドコノコ:迷子猫掲示板

アプリアップデート!迷子チラシの印刷データが自動で作成できるようになりました!https://www.dokonoko.jp/news/2380

ペット向けのSNSのドコノコで迷子チラシが作れます。SNS自体の利用登録と迷子掲示板の作成が必要です。

【利用登録必要】ネコジルシ:迷子猫掲示板

迷子掲示板はこちら。

【機能追加】迷い猫のチラシが作成可能に!
https://www.neko-jirushi.com/history/detail-307.html

ペット向けのSNS・掲示板サイトのネコジルシでも迷子掲示板でのチラシの作成が可能です。迷子掲示板投稿内容から作れるとのこと。

【利用登録不要】lostpet.jp

迷子ペットの掲示板サイトのlostpet.jpでは利用登録不要で使えるチラシ作成ツールが公開されています。

【利用登録必要】Canvaで作る

オンラインで利用できるデザインツールのCanvaでテンプレートを使って作る、という方法もあります。
テンプレート一覧で検索すると、すぐに利用できるテンプレートがわんさか出てきます。
テンプレート→迷い猫:https://www.canva.com/ja_jp/templates/s/mayoineko/


と、いろいろと紹介したのですが、結局のところわたしは本職ですので、実際はIllustratorで20分ほどでデータを作り、カンプリに駆け込んでA4のデータをお渡しし、A3に割り付けしてもらって作りたい枚数の半分の枚数でA3出力→真ん中でカット(この方がお安く作れるとのこと…)、というかたちで移動含めて2時間ほど・かかった金額的には3500円程度/200枚で準備できました。

また、ペット捜索サービスを利用する場合はチラシ代が捜索費用に含まれているケースもありますので、必ずしも自分で作る必要がないこともあります。そのあたりは一度担当の方に確認してみてください。

今回やってみて思ったこととしては、情報提供をくださった方の中で「この猫を見たけど野良猫だと思って追い払ってしまった」というお話を聞いたので、可能であればいなくなった早い段階でチラシを作って配布していたらよかったな、ということです。迷子猫と野良猫の見分けがつく方はなかなかいません。
印刷~ポスティングを代行してくれるサービスもありますが、それよりも早く配りたい!という時は参考になるかな、と思い記事にまとめてみました(会社のブログとして出すやつか?感はありますが……)
お困りの方の参考になれば幸いです。

(迷子猫さんを探されている方でこの記事へたどり着いた方へ、猫さんが無事おうちにすんなり帰ってきてくれることを祈っております)

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