「何でもいいから何か書いて」と言われた時に考えること

「会社の日報サイトを立ち上げるので、何でもいいから何か書いてみてください」と言われました。でも、すごく悩んでいます。

話題を選ぶのが難しくて。

皆さんなら何を書きますか?

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「何でもいいから」と言われても、「何でもいい」わけではない。

実は、「会社の日報サイト」と言われた時点で、書き手は無意識に話題を選別しているんですよね。
自分に書けそうなことと、コンテクストやターゲットを照らし合わせて「これなら書けそう」という話題を選び出しているはずです。

たとえば、「会社のメンバー」という立場から「社外の人たちに読まれる前提の場」に出しても大丈夫なテーマを選んでいます。
極端な例ですが、こういう場にクライアントや社内メンバーに対する愚痴は書かないですよね。愚痴があるかどうかは別として。私は今のところないです。

「無意識」を「意識化」する必要性がある。

適切な話題の選別は誰もが無意識にやっていることですが、より良いコンテンツを作成することを目的とする場合は、無意識にやっているだけでは不十分です。

読まれ方、見られ方に注意を払って、“意識的に” 話題を選ぶ必要があります。
より多くの人に見てもらうため、という目的もありますが、それ以前に、読まれ方や見られ方を意識化できないままだとコンテンツが事故を起こすこともありえます。

特に届けたいターゲットを設定しつつも、できるだけ多様な読み手を想定しておかなければ、内輪向けの閉じたメディアになりかねない、と思います。

まとめ

そう考えると、話題を選ぶのって難しいですよね。何を書いたらいいんだろう……。

というこの文章も、「会社の日報サイト」に載せる「私の最初の記事」であることを意識して書かれている気がしますよね。

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